昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、FRB要人のタカ派発言、米8月貿易収支や週間新規失業保険申請件数、8月製造業受注などの経済指標が良好となったこと、米下院で2018年度予算決議案を可決したことなどからNYダウが100ドルを超える上昇となったことなどから、ドル買いが優勢となった。  ドル円は112.41から112.88まで反発、ユーロドルは1.1779の高値からECB議事録で、ユーロ高に懸念が示されたことで1.1699まで下落、ポンドドルは、メイ英首相の辞任観測などもあり1.3108までじりじりと下値を拡大、ユーロポンドは0.8934まで買いが優勢後も底堅い動きを続けた。  一方クロス円は、欧州通貨売りに総じて軟調な展開となり、ユーロ円は132.77から131.84まで下落、ポンド円が147.68まで売りに押され、オージー円が87.77、NZD円が80.21、カナダ円が89.62まで売りに押された。