昨晩の海外(2026/06/12)

昨晩の海外市場は、トランプ大統領が「今夜、イランに対して非常に激しい攻撃を行う」と発言したことで、リスク回避の展開も、その後トランプ統領が「今晩予定されていたイランへの攻撃を中止」、「最終5項目を全関係各位が承認」、「イラン合意の署名日時と場所を近く発表」などの発言し、原油先物が急落、NY株価3指数が大幅に反発、「有事のドル買い」の巻き戻しになった。尚米5月卸売物価指数は、前年比が予想を上回るも、コア指数が予想を下回り、週間新規失業保険申請件数が悪化したが、反応は限定的だった。WTI原油先物期近物が85.80ドルまで下落、ドル建てNY金価格が4219.93ドルまで反発、米10年物国債利回りは、4.447%まで低下、ナイト・セッションの日経平均先物は大証終値比2260円高まで急騰した。
 ドル円は、160.59まで上昇後、159.58まで下落、ユーロドルは ECBが政策金利を市場予想通り0.25%引き上げたが、経済成長見通しは引き下げ、ラガルドECB総裁は「経済成長の見通しに対するリスクは下振れ方向に傾いている」、「0.25%の利上げ以外の提案は議論しなかった」と発言に織り込みから1.1503まで下落後、1.1590まで反発した。ただ、一部通信社は関係者の話として「ECB当局者らはエネルギー価格が現状のままであれば7月の利上げは見送るとみている」、「7月の利上げを支持するには原油価格の大幅上昇が必要になる」などと述べている。また、ポンドドルは、。ヒーリー英国防相が、「英政府が策定中の今後10年の防衛投資計画を巡り、必要水準にほど遠い」と抗議、辞任を表明したことで、「5月の統一地方選の大敗を受けて退陣論が強まるスターマー政権に打撃となる」との見方が強まり、1.3324まで下落後、1.3433まで反発した。
 一方クロス円では、ユーロ円は185.47を高値に184.66まで一時下落、ポンド円は213.88まで値を下げ、
オージー円は112.04から112.76、NZD円は92.63から93.43まで反発も、カナダ円は114.37まで売りに押された。