金曜日の海外市場は、米12月卸売物価指数や1月シカゴ購買部協会景気指数が予想を上回ったこと、貴金属相場が対ドルで大幅安となったことなどから、ドルやクロス円中心に円の買い戻しが強まった。米10年物国債利回りは、4.279%から4.233%まで低下したが、影響は限られた。尚トランプ大統領は、「ウォーシュ元FRB理事を次期FRB議長に指名する」とし、「おそらくウォーシュ氏とは、利下げについて話し合うことになるだろう」と述べ、イランに関しては「ベネズエラよりも大きな艦隊がイランに向かっている」、
「イランは間違いなく取引を望んでいる」と発言した。その他ボスティック・アトランタ連銀総裁は、「インフレ率は高すぎ、低下させる必要がある」、「FRBは今すぐに利下げする必要はない」、ウォラーFRB理事は、「FOMCで0.25%利下げを主張したのは、既に脆弱となっている労働市場がより急激な落ち込みに向かう著しいリスクが存在するため」、ミランFRB理事は「ウォーシュ氏は自分と入れ替わりでFRBに入るのだろう」、ムサレム・セントルイス連銀総裁は「雇用市場の大幅な悪化リスクは低下」、「現時点で金利を引き下げるのは賢明ではない」、ハセットNEC議長は「今週のFOMCで利下げを行うべきであった」と述べている。
ドル円は、昨年12月29日-1月28日の為替介入実績がゼロであったことから警戒感が薄れ、153.71から154.78まで上昇、ユーロドルは1.1955から1.1851、ポンドドルは、1.3788から1.3679まで売りに押された。
一方クロス円では、ユーロ円は184.07まで反発後183.24まで下落、ポンド円も212.48から211.51、オージー円は108.60から107.30、NZD円は93.89から92.92まで値を下げ、カナダ円も114.46まで上昇後、トランプ大統領が、「カナダがガルフストリームジェット機の認証を不当に阻止している」として、「問題が解決されなければ、カナダから米国に販売されるすべての航空機に50%の関税を課す」、「米国はボンバルディア社製を含むカナダ製航空機の認証を取り消す」と述べたことで、113.54まで下値を拡大した。