昨晩の海外

昨晩の海外市場は、主だった経済指標の発表もなく、コロンブスデーで米債券市場が休場なこともあって、NY株価が堅調な上昇を続けるも、盛り上がりに欠けた相場展開に留まった。
ドル円は、105.62から105.24まで下落、ユーロドルは、レーンECB専務理事が、「ユーロ圏経済は、今後更に厳しい局面となる」と発言したことが重しとなり1.1827から1.1787で上下、ポンドドルは、ジョンソン首相が、パブやバー、ジムなどの規制強化を発表したが、英タイムズ紙が「15日までにFTAが妥結しない場合でも、英EUは混乱を避けるためのミニ合意を目指している」と報じたことベイリー英中銀総裁が、「マイナス金利について、現時点では考えていない」と発言したことを好感して、1.3084まで一時上昇した。
一方クロス円では、ユーロ円は124.29まで下落、ポンド円は137.73から137.23で上下し、オージー円が75.88、NZD円が69.96まで売りに押され、カナダ円は80.47から80.27の狭いレンジの推移に留まった。