昨晩の海外市場は、米国とイランの戦闘終結に向けた協議の行方が引き続き混乱する中、「ヒズボラはイスラエルとの部分的な停戦を拒否した」との報道を受けて、WTI原油先物価格が94.00ドルまで上昇、米4月雇用動態調査は、予想より強い結果となったことから、米10年物国債利回りが、4.422%から4.463%まで上昇も、ドル買いは限られた。尚、NY株価3指数揃って高値を更新、トランプ大統領が、アルミニウムや鉄鋼、銅を含む製品への関税率を見直す布告に署名、農業や建設用機械への追加関税の税率が25%から15%に引き下げられる。またトランプ大統領は「米国とイランが対話を停止したとする報道はフェイクニュースだ」、「1週間でイランと覚書締結」、ルビオ国務長官は「イランはホルムズ海峡の広範囲に機雷を敷設した」、「米国は、イランがホルムズ海峡を再開したとしても制裁緩和を行わない」などと述べている。
ドル円は、159.99までじり高、ユーロドルは、ユーロ圏5月消費者信頼感指数・速報値が予想より強い結果となったが、1.1655まで上昇後1.1614まで利食いに押され、ポンドドルは、1.3480から1.3453で推移した。また、ベイリー英中銀総裁は「見通しは景気後退ではなく、より緩やかな成長」、「今後の展開は極めて予測不可能」、スレイペン・オランダ中銀総裁は「ECBは必要な措置を講じる。市場は行動を期待している」と述べている。
一方クロス円では、ユーロ円は186.20から185.80まで売りに押され、ポンド円は215.53、オージー円は114.92まで一時上昇、NZD円は94.87から94.63で小動き、カナダ円は115.68まで値を上げた。