昨晩の海外市場は、昨日のCPIに続いて、米4月卸売物価指数が、予想を上回る伸びとなったことを受けて、ドルが堅調な推移も、14日に予定されている米中首脳会談を控えて、様子見ムードの強い展開に留まった。WTI原油先物は、100.58ドルから一時103.66ドルまで上昇、米10年物国債利回りは、4.458%から4.498%まで上昇した。尚、国際エネルギー機関の「イラン紛争により、石油備蓄が記録的ベースで減少」、IMFの「120ドルの原油価格が世界的な景気後退を引き起こす可能性があると警告」、ミュラー・エストニア中銀総裁は「6月の利上げを回避するためには、ホルムズ海峡の混乱が速やかに解決される必要がある」、コリンズ・ボストン連銀総裁は「金融引き締めのシナリオも考えられる」、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁「イラン情勢がインフレ環境を一変させた」などの発言が伝わっている。
ドル円は157.93までじり高、ユーロドルは1.1695から1.1718で揉み合い、ポンドドルは、スターマー政権の政局不安から英長期債が売られたことから、1.3533から1.3485で弱含みで推移した。
一方クロス円では、ユーロ円は184.63から184.89、ポンド円は213.52から212.88で揉み合い、オージー円は114.75まで値を上げ、NZD円は93.45から93.77、カナダ円は115.30から115.08の小動きに留まった。