昨晩の海外市場は、イランと米国の和平会談を睨んで、一喜一憂する展開。当初イランの半国営ファルス通信が「イランは米国との協議に参加するかどうか未定」と報じ、イスラエル国防軍が、「ヒズボラがレバノン南部で兵士に向けて複数のロケット弾を発射した」とし、和平協議に不透明感が漂う中、トランプ大統領は前日に「バンス副大統領はパキスタンに向かっている」と発言するも、バンス副大統領はワシントンに滞在、「イランは22日の協議欠席をパキスタンを通して米国に通知した」ことから、バンス米副大統領によるパキスタンの首都イスラマバードへの訪問が最終的に取りやめになった模様で、リスク回避の動きが強まった。原油先物は85.68ドルから92.24ドルまで上昇、NY株価3指数は続落し、米10年物国債利回りは4.313%まで上昇した。尚米3月小売売上高は予想より強い結果となったが、反応は限られた。その他アラグチ・イラン外相から「イランの港湾を封鎖するのは戦争行為に該当」、「商業船舶への攻撃は重大な停戦違反」、トランプ大統領から「イランへの提案が提出されるまで停戦を延長する」、「イランへの攻撃を保留するよう要請された」、「軍に封鎖を継続するよう指示した」との発言が聞こえ、 ウォーシュ次期FRB議長の公聴会では「FRBは新たなインフレの枠組みを必要としている」、「FRBの政策運営体制の変革が必要」、「トランプ大統領から独立した立場を維持する」、「大統領の操り人形には決してならない」と発言している。
ドル円は159.64まで上昇、ユーロドルは、独ユーロ圏4月ZEW景況感指数が弱く、1.1720まで下落、ポンドドルは、強い英3月雇用統計を受けて、1.3540まで上昇後1.3475まで下落した。
一方クロス円では、ユーロ円は187.36から187.04で上下、ポンド円は215.32まで値を上げ、オージー円は113.70から114.31、NZD円は94.19まで反発後93.73で揉み合い、カナダ円は116.86まで上昇した。