昨晩の海外(2026/03/28)

金曜日の海外市場は、米・イスラエルとイランの停戦合意に向けた協議が難航し、軍事衝突が長期化するとの不安が残る中、「米国とイスラエルが、イラン国内の複数の核関連施設と製鉄所を空爆した」、「イランは湾岸地域とイスラエルにある製鉄所への攻撃の可能性を警告し、トランプ大統領の要求を受け入れない」、イラン革命防衛隊は「原油輸送の要衝ホルムズ海峡を閉鎖した」などの報道もあって、原油価格が101ドル台まで上昇、有事のドル買いや円の軟調が続いた。尚米3月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値が予想を下回ったが、米10年物国債利回りは、4.482%まで上昇した。その他、ルビオ国務長官が「米国の対イラン戦争に要する時間は数カ月ではなく数週間」、アラグチ・イラン外相は「イスラエルはイランの最大級の製鉄所2カ所、発電所、原子力施設を含むその他インフラを攻撃」、「この攻撃は、外交のための期限延長に矛盾する」、「イスラエルの犯罪に対して重い代償を課す」と述べた。
 ドル円は、160.41まで上昇、ユーロドルは1.1502から1.1548で上下、ウンシュ・ベルギー中銀総裁が「4月の利上げの可能性は選択肢に残されている。もしイラン戦争が6月までに終わらなければ、利上げの可能性が高まる」、シュナーベルECB理事は「欧州は大規模なエネルギー価格ショックに直面、インフレ期待を急激に高めている」と述べたことなどから、対ポンドでの買いが支えた一方、ポンドドルは、対ユーロでの売りに1.3259まで下落した。尚ユーロポンドは0.7680まで値を上げた。
 一方クロス円では、ユーロ円は183.87から184.65まで上昇、ポンド円は213.10から212.23で上下、オージー円は109.99から110.41で揉み合い、NZD円は92.32から91.94で揉み合い、カナダ円は115.51から115.18で上下した。