昨晩の海外市場は、米3月フィラデルフィア連銀製造業景気指数や週間新規失業保険申請件数が予想より強かったが、1月新築住宅販売件数が、大幅に下回ったこと、米10年物国債利回りが4.324%から4.238%まで低下、中東情勢を背景したインフレ懸念から、英欧中銀の利上げ見通しが高まったこともあって、ドル売りが優勢となった。尚日米首脳会談では、高市首相は、「ドナルド、あなただけが世界の平和を実現できると固く信じています。それを実現するために、私は国際社会の多くのパートナーに働きかけ、一緒に私たちの目標を達成する準備ができています。」と発言、トランプ大統領は、「イランを巡る日本の支援はNATOとは異なる」、「日本がイランへの圧力を強めると確信」、「日本がもっと積極的に行動してくることを期待」と応じた。その他、ネタニヤフ・イスラエル首相が「イランには現在、ウラン濃縮や弾道ミサイル製造の能力はない」と述べ、トランプ大統領は「ネタニヤフ首相にエネルギー施設への攻撃をやめるよう伝えた」と発言した。
ドル円は、157.51まで下落、ユーロドルは、欧州中央銀行が、政策金利を据え置いたが、声明では「中東での戦争により、経済見通しは著しく不確実性を増し、インフレ率の上振れリスクと経済成長の下振れリスクが生じている」と指摘、ラガルドECB総裁も「インフレのリスクは上方に傾いている」と述べたことで、1.1443から1.1616まで反発、ポンドドルは、英中銀が政策金利を全会一致で据え置いてことで、1.3246から1.3467まで上昇した。
一方クロス円はまちまちの動き。ユーロ円は183.26から182.05まで下落後183.00まで反発、ポンド円も212.01から210.81まで下落後212.16まで買い戻され、オージー円は112.39から111.17まで下落、NZD円は92.13まで下落後92.83まで反発、カナダ円は114.88までじり安となった。