昨晩の海外市場は、中東情勢を懸念した「有事のドル買い」に加えて、予想を上回った米2月製造業PMI・改定値や2月ISM製造業景況指数もあって、ドルが堅調な展開となった。米10年物国債利回りは、3.926%から4.065%まで上昇した。またNY株価指数は、原油価格が70ドル台まで上昇、一時の大幅下落となったが、その後は、IT企業の買い戻しから持ち直して終了していることで、リスクオフの動きは更に拡大していない。トランプ大統領は「イランとの戦争でまだ大きな波が来るだろう」、「最大の驚きはイランによるアラブ諸国への攻撃だった」、「核兵器を持つイランは米国にとって耐え難いもの」、「4-5週間を想定している。それ以上継続する能力もある」と述べている。
ドル円は156.85から157.75まで一時上昇、ユーロドルは、ユーロ圏2月製造業PMIが改定値と変化はなかったが、1.1747から1.1672まで下落、ポンドドルは、英2月製造業PMI・改定値が予想より弱かったが、1.3314から1.3426まで一時上昇した。またユーロポンドは0.8788から0.8721までじり安となった。
一方クロス円では、ユーロ円は184.61から183.88まで下落、ポンド円は209.46から211.39まで上昇、オージー円は110.67から111.71まで値を上げたが、NZD円は93.21から93.76、カナダ円は115.28から114.79の上下の動きに留まった。