昨晩の海外(2026/02/19)

昨晩の海外市場は、米1月設備稼働率は予想を下回ったが、1月鉱工業生産や12月耐久財受注額、米住宅着工や建設許可件数が強く、米10年物国債利回りが、4.048%から4.088%まで上昇、ドルの堅調な展開となった。また、アジア、欧米株式相場が全般堅調に推移し、リスク志向の円売りも拡大した。ただ、米国務省は、イラン政権の幹部および通信業界の指導者ら計18名に対し、ビザ制限などの制裁を課したことを発表、米ニュースサイトは、「米国はイラン攻撃に踏み切る可能性」と報じている。また、1月27-28日開催分のFOMC議事録では、先行き利下げや据え置きの意見が、分かれており総じて影響は限られた。 
 ドル円は、高市首相が、「食品消費税ゼロと給付付き税額控除、同時並行で議論する」、「財政の持続可能性実現し市場からの信認を確保する」と述べたことで、財政拡大の思惑が続き、153.56から154.80まで上昇後、FRBは「NY連銀がドル円相場でレートチェックを実施したと確認」と報じたことで、154.30台まで急落もその後154.87まで高値を更新した。ユーロドルは、ラガルドECB総裁の早期退任の噂もあって、1.1849から1.1790まで下落、ポンドドルは、1.3582から1.3506まで売りに押された。尚FT氏が報じたラガルドECB総裁の早期退任計画について、ビルロワドガロー仏中銀総裁は「噂に過ぎない」との見解を示している。
 一方クロス円では、ユーロ円は185.55、ポンド円は209.23、オージー円は109.21、NZD円は92.53、カナダ円は113.05まで一時値を上げた。