昨晩の海外市場は、週間新規失業保険申請件数が、予想より結果といなったことで、米10年物国債利回りが3.998%から4.042%まで一時上昇も、その後発表された11月シカゴ購買部協会景気指数が、予想を下回ったことから3.996%まで低下、ドル買いも限られた。
ドル円は、156.74まで一時上昇後156.29まで下落、ユーロドルは、1.1547まで下落後1.1601まで反発、ポンドドルは、英国予算責任局が財政予測を公表し、2029-30年度の財政黒字が大幅に増加するとの見通しから1.3201まで反発後、来年の経済成長率見通しが下方修正されたことで、一転して1.3125まで失速したが、一応財政悪化懸念が払しょくされたことや英長期金利の低下を受けて00、1.3238まで買い戻された。尚リーブス英財務相は「この予算はインフレを抑制することになる」、「財政規律の評価は年1回、予算時に実施する方針」などと発言した。
一方クロス円では、ユーロ円は180.91から181.46で上下、ポンド円は205.50まで下落後207.12まで高値を更新、オージー円は101.48から102.04、NZD円は88.64から89.13、カナダ円は110.99から111.40まで値を上げた。