昨晩の海外(2025/11/26)

 昨晩の海外市場は、米住宅指標や9月PPIはまちまちも、9月小売売上高、11月消費者信頼感指数やリッチモンド連銀製造業指数などが総じて弱く、ADP民間雇用者数が、週平均で1万3500人減少したこと、トランプ大統領の利下げ姿勢を支持するハセットNEC委員長が、次期米連邦準備理事会の最有力候補と伝わり、米10年物国債利回りが4.046%から3.988%まで低下、全般的にドル売りが優勢となった。また米株価3指数は反発を続けたが、リスクオンの動きは広がっていない。尚ミランFRB理事は「金融政策が経済を抑制している」、「経済が大幅な利下げを必要としている」などと述べた。
 ドル円は、156.85から155.90までじり安、ユーロドルは1.1584まで反発、ポンドドルは、明日発表される英国の秋季予算案を控えて1.3196まで買い戻された。
 一方クロス円では、ユーロ円が180.10から180.86まで一時上昇、ポンド円は205.01から205.89まで反発、オージー円は100.35、NZD円は87.24、カナダ円は100.45まで下落した。