昨晩の海外(2025/11/01)

金曜日の海外市場は、米10月シカゴ購買部協会景気指数が予想より強い結果も、米10年物国債利回りが、4.116%から4.077%まで低下も、月末のフローやローガン・ダラス連銀総裁は「12月に再び利下げするのは難しいだろう」、シュミッド・カンザスシティー連銀総裁は「経済の勢いが続いており、インフレが依然として高いため、利下げは適切でない」、ハマック・クリーブランド連銀総裁は「今週の利下げ停止を望んでいた」などの発言が伝わったことで、ドル買いが優勢となった。一方でウォラーFRB理事は「全てのデータは12月の利下げが妥当だと示している」、「要請されれば、FRB議長指名を受け入れる」と述べている。尚米国防省は、ウクライナへのトマホーク供与に承認した。ただ、最終判断は、未だトランプ大統領に委ねられており、最終決定ではない。
 ドル円は、153.83から154.42で上下、ユーロドルは、ユーロ圏10月消費者物価指数・速報値が、前年比・前月比でまちまちの結果も1.1577から1.1522まで下落、ポンドドルも1.3157から1.3097まで売りに押された。
 一方クロス円では、ユーロ円は178.56から177.44、ポンド円は202.93から201.86まで利食いに押され、オージー円は100.65から100.99で上下、NZD円は、88.33から88.02まで値を下げ、カナダ円は、加8月月次GDPが、前月比で予想外のマイナス、前年比も予想を下回った事で、110.32から109.72まで値を下げた。