昨晩の海外(2025/10/25)

金曜日の海外市場は、注目の米9月消費者物価指数が、前月比/前年比とも市場予想を下回ったことで、米10年物国債利回りが、3.966%まで低下、一時ドル売りを強めるも、10月製造業・サービス業PMI・速報値が予想を上回ったことから4.016%まで反発、ドル売りも限られた。また、その後10月ミシガン大学消費者態度指数・確報値が予想を下回ったことから、ドル買いも限定されている。尚ホワイトハウスは「来月のインフレ統計の発表はない公算」と発表、ハセット米国家経済会議委員長は、「カナダとの交渉はうまくいっていない」、「関税がインフレの原因であるという証拠はない」と述べ、ムーディーズはフランスの格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げたと発表した。
 ドル円は、153.06から152.30まで一時下落後153.02まで再反発、ユーロドルは、1.1601から1.1648まで一時上昇、ポンドドルは、本日も対ユーロでの売りが圧迫して1.3361まで反発後1.3288まで売りに押された。ユーロポンドは、0.8705から0.8748まで値を上げた。
 一方クロス円では、ユーロ円は177.24から177.83で上下、ポンド円は203.99から203.09まで売りに押され、オージー円は99.18から99.59で上下、NZD円は88.02から87.65まで下落、カナダ円も109.20から108.74で上下した。