昨晩の海外市場は、FOMC議事録の発表を控えて様子見ムードの強い中、9月16日-17日分のFOMC議事録において「数人のメンバーは9月利下げを支持しなかった」、「大半のメンバーは今年は政策をさらに緩和することが適切と認識」、「大多数のメンバーはインフレ見通しの上振れリスクを強調」、「雇用の下振れリスクは高まっている」と示されたが、強弱まちまちの内容で反応は限定された。また、米10年物国債利回りは、4.098%まで低下後4.136%まで上昇、若干ドルを支えた。
ドル円は、153.00まで上昇後、下落を152.37で維持して再反発、ユーロドルは1.1645まで反発後1.1599まで下落、ポンドドルも1.3438から1.3371まで売りに押された。
一方クロス円では、ユーロ円は176.90から177.86まで上昇後、下落を177.18で限定、ポンド円も204.04から205.33まで反発後204.32が支えられ、オージー円は100.62、NZD円は88.32までじり高、カナダ円は109.07から109.67まで反発後109.30を維持した。