昨晩の海外市場は、米9月チャレンジャー人員削減予定数が強い結果となるも、9月の採用計画が前年同月比で▲71%となったことから、米10年物国債利回りが、4.125%から4.083%まで低下も、米政府の一部閉鎖を受けリスクオフ的なドル買いが支えた。その他政府閉鎖による米経済の停滞リスクから原油価格が下落、総じて産油国通貨が圧迫された。
ドル円は、内田日銀副総裁が、東京時間に「経済・物価見通し実現していくとすれば、経済・物価の改善に応じて引き続き政策金利を引き上げ」と発言したことで、146.60まで下落後147.51まで反発、ユーロドルは1.1758から1.1683まで下落、ポンドドルも1.3510から1.3401まで売りに押された。
一方クロス円では、ユーロ円が172.98から172.27で揉みあい、ポンド円は198.62から197.49、オージー円は97.47から96.86、NZD円は85.99から85.46、カナダ円は105.75から105.20まで売りに押された。