昨晩の海外市場は、米9月シカゴ購買部協会景気指数やコンファレンス・ボードの消費者信頼感指数が、予想を下回ったが、8月雇用動態調査・求人件数が予想より強く、ドル売りは限られた。ただ、トランプ大統領が会見で「おそらく、政府機関の閉鎖が起こるだろう」と発言もNY株価3指数は堅調に推移したが、ドルの上値は重くなった。また、米10年物国債利回りは、4.146%から4.108%まで低下後、4.156%まで反発したが、影響は限られた。
ドル円は、日銀が公表した「10-12月期の国債買い入れ予定」が前回から減額されたこともあって、147.66まで下落、
ユーロドルは、独9月消費者物価指数・速報値が予想をわずかに上回ったが、1.1762から1.1716で揉み合い、ポンドドルも1.3414から1.3467での小動きの推移に留まった。
一方クロス円では、ユーロ円は173.39、ポンド円は198.59まで値を下げ、オージー円は97.43から97.99まで反発、NZD円は85.86から85.63で小動き、カナダ円は106.08まで下落した。