昨晩の海外(2025/09/24)

昨晩の海外市場は、米9月リッチモンド連銀製造業指数9月製造業・サービス業・総合PMIの速報値が予想より弱い結果となり、米10年物国債利回りが、4.149%から4.106%まで低下し、ドルの上値を抑えた。尚グールズビー・シカゴ連銀総裁が「中立金利は、現行金利よりも1.00-25%低い」、「現時点では0.50%の利下げは考えていない」、パウエルFRB議長は「雇用の下振れリスクが高まっている」、「過度に積極的な金融緩和はインフレ抑制策を未完にしてしまう可能性がある」、「株価はかなり高い評価水準にあると多くの指標が示唆している」と発言している。
 ドル円は、147.51から147.93まで反発後、147.46まで下落、ユーロドルは、ユーロ圏各国の9月PMIでは、製造業は弱く、サービス業が予想を上回り、強弱まちまちの結果から1.1784から1.1818で小動き、ポンドドルは、英9月製造業・サービス業PMIの速報値が弱い結果も、1.3487から1.3537で揉み合った。
 一方クロス円では、ユーロ円は174.12から174.48で堅調推移、ポンド円は199.16から199.98で上下、オージー円は97.73まで反発後97.25まで下落、NZD円が86.70から86.35、カナダ円は107.01から106.53まで売りに押された。