昨晩の海外(2025/09/11)

昨晩の海外市場は、米8月卸売物価指数が予想を下回ったことで、米10年物国債利回りが、4.095%から4.045%まで低下も、ドル売りは限られた。総じて明日11日発表の米8月消費者物価指数を睨んで、様子見ムードの強い展開に留まった。株仮面では、NYダウが反落、ナスダックやS&Pが高値を若干更新したが、リスクオンの動きは見えていない。尚トランプ大統領は、PPIの結果を受けて「インフレは存在しない」とSNSに書き込み、シュレーゲル・スイス国立銀行総裁は、「マイナス金利導入のハードルは高いが、本当に必要なら実施」と発言している。
 ドル円は、147.13から147.65で上下、ユーロドルは1.1689から1.1731で揉み合い、ポンドドルは、1.3520から1.3562での上下の動きにと留まった。
 一方クロス円では、ユーロ円は172.91まで反発後172.38まで下落、ポンド円も199.81から199.31まで値を下げ、オージー円は97.29から97.75で揉み合い、NZD円は87.54から87.86まで反発後87.52まで若干下値を広げ、カナダ円は106.22から106.56で上下の動きに留まった。