昨晩の海外(2025/09/05)

昨晩の海外市場は、米8月ADP全米雇用報告や週間新規失業保険申請件数、8月サービス業と総合PMI・改定値が予想より弱い結果となるも、4-6月期非農業部門労働生産性・改定値や8月ISM非製造業景況指数が予想より強い結果となったことで、方向感の薄い展開となった。尚、米10年物国債利回りは、4.223%から4.156%まで低下も、ドル売りは限られた。また、ウィリアムズNY連銀総裁は「経済が予想通り推移すれば段階的な利下げを予想」、「関税の影響は来年半ばまで続くと予想」と発言している。
 ドル円は、一時148.78まで反発、ユーロドルは、ユーロ圏7月小売売上高が弱い結果も1.1660から1.1630で揉み合い、ポンドドルも1.3459から1.3417での推移に留まった。
 一方クロス円では、ユーロ円は172.52から173.21、ポンド円は199.03から199.83まで一時反発、オージー円は96.52から96.90で小動きNZD円は87.05から86.67までじり安、カナダ円は107.20から107.56の狭いレンジでの推移に留まった。