昨晩の海外市場は、米週間新規失業保険申請件数が予想を下回り、7月卸売物価指数が上振れたことを受けて、米10年物国債利回りが、4.204%から4.297%まで上昇、ドル買いが優勢となった。尚、デイリー・サンフランシスコ連銀総裁が「来月の大幅な利下げは適切とは考えていない」、「0.50%の利下げは不必要な緊急性のシグナルを送ることになる」、ベッセント財務長官は、「プーチン露大統領との停戦合意が成立するかどうかは不明」、「FRBは0.25%の利下げから始め、その後加速させる可能性」、「FRBは0.50%の利下げを行う可能性」、ムサレム・セントルイス連銀総裁は「インフレ率は約3%で目標の2%を上回っている。関税の影響が出ている」、「労働市場は完全雇用付近で安定していると考えている」と述べている。
ドル円は、147.96まで上昇、ユーロドルが1.1631、ポンドドルも1.3521まで売りに押された。
一方クロス円では、ユーロ円は179.97から172.21、ポンド円は198.60から200.13まで反発、オージー円は96.01から95.49で上下、NZD円も87.56から87.11で揉み合ったが、カナダ円は106.25から107.13まで反発した。