昨晩の海外(2025/08/13)

昨晩の海外市場は、米7月消費者物価指数が、前年比で予想を下回ったことで一時ドル売りが出るも、コア指数が前年比で予想を上回ったことで、米10年物国債利回りが、4.250%まで低下後4.316%まで上昇、ドル売りは限られた。ただ、その後労働省労働統計局の次期局長に指名されたEJ・アントニー氏が、「月次の雇用統計の公表停止を提案した」ことが判明するとドルの上値を抑えた。尚、 トランプ大統領は、「パウエルFRB議長は今すぐ金利を引き下げなければならない」、「FRB本部改修をめぐりパウエルFRB議長の提訴容認を検討」とSNSに書き込み、バーキン・リッチモンド連銀総裁は「経済の見通しが明るくなるにつれ、FRBの政策は調整の余地が生まれる」、シュミッド・カンザスシティ連銀総裁は「当面は、緩やかに引き締め的な政策スタンスを維持することが適切」、「FRBの政策金利変更については忍耐強いアプローチを支持する」などと発言した。
 ドル円は、148.52から147.58まで下落、ユーロドルは、予想を下回る8月独ユーロ圏ZEW景況感指数にも、1.1599から1.1697まで反発、ポンドドルは1.3524まで買い戻された。
 一方クロス円では、ユーロ円は172.12から172.86で推移、ポンド円は199.00から200.09まで反発後199.32まで売りに押され、オージー円は96.18まで下落後96.70まで反発、NZD円は87.73まで下落後88.18まで反発、カナダ円は107.20まで値を下げた。