昨晩の海外(2025/07/24)

昨晩の海外市場は、米6月中古住宅販売件数は予想よりも弱い結果も、日本に続いて「欧州連合と米国は15%の関税合意に近づいている」と英FTが報じたことで株価が大きく上昇も、リスクオンの動きは限られた。また、米10年物国債利回りは、4.356%から4.396%まで上昇したが、ドル買いも限られた。尚ベッセント財務長官は「FRBの関税分析はやや的外れ」、「パウエルFRB議長が来年5月に去ればFRBには非常に良い」、「EUの報復措置の準備は交渉術の一つ」、ラトニック商務長官は「日米関税合意は、欧州連合と米国との合意のモデルになり得る」と述べた。
 ドル円は、石破首相が退陣報道を否定したことで146.11まで下落後146.73に反発が限定され、ユーロドルは、ユーロ圏7月消費者信頼感・速報値が若干予想より改善し、1.1711から1.1775、ポンドドルも1.3524から1.3584まで反発した。
 一方クロス円では、ユーロ円が171.37まで下落後172.55、ポンド円も197.88まで下落後199.04まで反発、オージー円は、96.35から96.74で小動き、NZD円は88.65から88.30で揉み合い、カナダ円は108.14から107.40まで売りに押された。