昨晩の海外(2025/07/23)

昨晩の海外市場は、米7月リッチモンド連銀製造業指数が、予想を下回ったこと、米10年物国債利回りが4.396%から4.330%まで低下し、ドル売りが優勢となった。尚、ブルース国務省報道官は、「米国はユネスコから脱退する」とし、トランプ大統領は、「金利が住宅購入者に問題を引き起こしている」、「パウエルFRB議長に関して、彼は8カ月以内に退任しなければならない」、「住宅のキャピタルゲイン非課税化を考えている」、ベッセント財務長官は、「日本との交渉が順調」、「中国との関税猶予期限を延長する公算」、「28-29日に、ストックホルムで米中閣僚級協議を実施」、「現時点でパウエル議長が辞任する理由は見当たらない」などと述べ、読売新聞は「石破首相は日米関税交渉の進展を見極めて近く進退判断」と報じた。
 ドル円は、146.31まで下落、ユーロドルが1.1760、ポンドドルは1.3533まで反発した。
 一方クロス円では、ユーロ円が171.36、ポンド円は197.44、オージー円は95.64、NZD円は87.45、カナダ円は107.20まで一時売りに押された。