昨晩の海外(2025/07/18)

 昨晩の海外市場は、米6月小売売上高や週間新規失業保険申請件数が予想より強い結果となり、ドル買いも、米10年物国債利回りは、4.493%から4.429%まで低下、ドル買いも限られた。尚次のFRB議長候補と言われるウォーシュ元FRB理事は、「トランプ米大統領が公にFRBに圧力をかけているのは正しい」、クーグラーFRB理事は、「失業率の低さと関税による物価上昇圧力の高まりを踏まえると、政策金利を当面据え置くことが適切」、デイリー。サンフランシスコ連銀総裁の「今年2回の利下げは妥当な見通し」、ボスティック・アトランタ連銀総裁の「短期的には利下げは難しいかもしれない」との発言が伝わっている。
 ドル円は、149.09まで反発後148.38まで下落、ユーロドルは、1.1557まで下落後1.1603まで反発、ポンドドルも1.3379から1.3421で推移した。
 一方クロス円はNY株価指数が堅調に推移もリスクオンの動きは限られた。ユーロ円が171.94まで利食いに押され、ポンド円は199.55から198.98で上下、オージー円は96.00から96.51、NZD円は87.83から88.16で堅調推移、カナダ円は107.95まで下落後、108.21まで反発した。