昨晩の海外市場は、米週間新規失業保険申請件数は予想と一致するも、5月住宅着工件数・建設許可件数は予想より弱く、一時ドル売りが優勢となるも、注目のFOMCのドット・チャートで、2025年末の中央値は据え置かれたが、2026年や2027年の見通しは前回から上方修正され、今年の政策金利の据え置きを主張したメンバーが前回の4人から7人に増加、パウエルFRB議長が「関税引き上げは物価上昇につながる可能性が高い」と述べことで、ドル買いが優勢で引けた。米10年物国債利回りは、4.413%から4.347%まで低下後4.405%まで再反発、米株価3指数は、トランプ大統領が「イランはホワイトハウスを訪問すると示唆した」、「イランは交渉を望んでいる」などと発言、中東情勢を巡る過度な警戒が後退し堅調な推移から、FOMCの結果を受けて失速となった。
ドル円は、144.34まで下落後145.23まで反発、ユーロドルは1.1530から1.1461まで値を下げ、ポンドドルも1.3476から1.3400まで売りに押された。
一方クロス円では、ユーロ円は166.33から166.83で揉み合い、ポンド円は195.35から194.34、オージー円は、93.95から94.44、NZD円は87.13から87.51、カナダ円は106.25から105.64での推移に留まっ