金曜日の海外市場は、米5月ミシガン大学消費者信頼感指数の速報値は、予想を大幅に下回ったが、期待インフレ率が予想を上回ったことで、米金利が上昇を強め、ドル買いが優勢となった。またこの日も、地銀株の下落が続き、NY株価3指数が軟調気味となったこともリスク回避のドル買いを誘った。なお、バイデン大統領は、FRB副議長にジェファーソン理事、世界銀行理事のクーグラー氏をFRB理事、クック氏をFRB理事に再指名することを発表したが影響は限られた。
ドル円は、米10年物国債利回りが、3.369%から3.466%まで上昇したこともあって135.75まで反発、ユーロドルは1.0849、ポンドドルは1.2445まで下落した。
一方クロス円は揉み合い気味の展開。ユーロ円が147.47から146.67、ポンド円は169.14から168.46、オージー円は90.42から89.92、NZD円は84.47から83.73で上下、カナダ円は99.73から100.23まで買い戻された。