金曜日の海外市場は、米3月小売売上高や輸入物価指数が、予想を大きく下回ったことで、一時ドル売りが出るも、ウォラーFRB理事が、「インフレ率は依然として高すぎる」、「金融政策はかなりの期間、市場の予想よりも長い期間、引き締まった状態に維持される必要がある」と発言、4月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値が予想を上回り、期待インフレ率も予想を上回ったことで、全般的にドル買いが優勢となった。米10年物国債利回りは、3.536%まで上昇、NY株価3指数が下落したことも、リスクオフの動きを支えた。
ドル円は133.84まで反発、ユーロドルが1.0972、ポンドドルは1.2400まで利食いに押された。
一方クロス円は、まちまちの展開。ユーロ円が147.16、ポンド円は166.24まで上昇、オージー円は90.09まで反発後89.52まで下落、NZD円は82.90まで売りに押され、カナダ円は100.17まで反発した。