昨晩の海外

昨晩の海外市場は、引き続き10日のイベントを控え、様子見ムードに留まった。一時政府機関やアマゾンなど、複数国でメジャーなウェブサイトにアクセストラブルが発生したことで、リスク回避の動きが見えたが、影響は限定された。ただ、米10年債利回りが1.513%まで低下したことが、ドルの上値を抑えた。NY株価は、ナスダックとS&Pは反発も、ダウは若干のマイナスで引け、総じて影響は見えていない。
 ドル円は、109.56から109.27で上下、ただ、11日までの期限で、109.00-10レベルに大量のオプションの設定が観測されており、下値トライに慎重となっている模様。ユーロドルは1.2164から1.2193で揉み合い、ポンドドルは、1.4121まで下落した。
 一方クロス円では、ユーロ円は、133.14から133.43まで上昇、ポンド円は、154.56まで下落、オージー円は84.85から84.64で推移、NZD円は78.68まで下落、カナダ円は、原油価格が70ドル台まで上昇も、カナダ中銀の政策金利の発表を控えて、90.67から90.34まで売りに押された。