昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、FOMCの発表を控えて小動きながらドルが堅調な推移となるも、米12月住宅販売保留指数が予想を下回ったこと、FOMCは、政策を据え置いたが、声明やパウエルFRB議長の記者会見で、新型コロナウイルスに懸念を示したこと、個人消費とインフレの見通しに若干ハト派的な見解を示したことが、ドルの上値を抑えた。また、NYダウは一時221ドル高まで上昇後、パウエルFRB議長の記者会見を受けて値を消した。
 ドル円は108.98から109.27まで一時反発、ユーロドルは1.0992の安値から1.1021、ポンドドルは1.2990から1.3026まで一時反発した。
 一方クロス円では、ユーロ円は119.89、ポンド円は141.72、オージー円は73.46、NZD円は71.04、カナダ円は82.58まで一時売りに押された。