昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、米9月NY連銀製造業景気指数が予想を下回り、米長期金利が上げ渋ったことなどから先週末のドル買いの巻き戻しが優勢となった。また、トランプ大統領が「マーケット終了後に対中貿易関税についてアナウンスする」と発言したことで、NY午後には米株が下落を強め、リスク回避の動きで終了した。 ドル円は112.12を高値に111.76まで下落、ユーロドルは、クーレECB理事が、「ECBは緩和解除のペースを明確化する必要があるだろう」と述べたこともあり、1.1698まで買い戻しが優勢となり、ポンドドルも1.3165まで上昇した。 一方クロス円は、一時巻き戻しの買いも、株価の反落を受けて値を消した。ユーロ円が131.05、ポンド円が147.48、オージー円が80.62、NZD円が73.84、カナダ円が86.12まで上昇後売りに押されて引けた。