昨晩の海外市場は、中国中央テレビがイランの外交筋の話として、イランと米国の協議に向けた準備が「今夜か明日」にも進展する可能性があると報じたことを受けて、リスクオンの展開も、トランプ大統領が「ホルムズ海峡に機雷を敷設している船はすべて撃沈するよう命じた」、「イランと合意するまで、ホルムズ海峡は厳重に封鎖」とSNSに投稿、一部通信社が「テヘランの一部地域で防空システムが作動」、「イランのガリバフ国会議長は革命防衛隊の介入を受けて米国との交渉チームから外れた」との報道をきっかけに、再びリスクオフの動きが広がった。WTI原油先物は、95.62ドルから92.44ドルまで下落後、97.23ドルまで急騰、米10年物国債利回りは、4.327%から4.296%まで低下後4.349%まで上昇した。尚、「イスラエルはイランへの攻撃は一切行っていない」としており、バンス副大統領とルビオ国務長官がホワイトハウスに召喚され、「イスラエルがイランへの攻撃再開に向けた米国の承認を待っている」とも報じられている。米経済指標としては、週間新規失業保険申請件数は弱かったが、4月製造業とサービス業PMIは予想を上回り、反応は限られた。
ドル円は、片山財務相が「為替で米国との緊密な連携強調」したことで、159.32まで下落後159.84まで反発、ユーロドルは、予想比下振れた独4月PMI・速報値もあって1.1716から1.1669まで下落、ポンドドルは、英4月PMI・速報値が強かったが、1.3518から1.3448で上下した。
一方クロス円では、ユーロ円が186.44、ポンド円は214.96、オージー円は113.66、NZD円は94.30、カナダ円は116.45まで一時売りに押された。