昨晩の海外(2025/11/20)

昨晩の海外市場は、10月28-29日開催分のFOMC議事録で、12月の利下げは難しいとの意見が大半となったことなどから、ドル買いが優勢となった。また米10年物国債利回りは、4.098%から4.135%で高止まりした。尚、米労働省労働統計局は、「10月の雇用統計を発表せず、11月の雇用統計を12月16日に公表する」と発表した。
 ドル円は、植田日銀総裁と片山財務相、城内経済財政相の三者会談で、片山氏から「為替について具体的な話は出なかった」との発言もあって、157.05までじり高、ユーロドルは1.1591から1.1518まで下落、ポンドドルも1.3044まで売りに押された。
 一方クロス円は株価の下げ止まりもあって堅調に推移。ユーロ円は181.00まで高値を更新、ポンド円は205.37、オージー円は101.69、NZD円は88.10、カナダ円は111.82まで一時上昇した。