昨晩の海外市場(2026/05/08)

昨晩の海外市場は、米国とイランの和平協議の行方が焦点の中、WTI原油先物価格が90,09まで再下落したことで、有事のドル買いに巻き戻しからスタートも、WSJ紙が「イランはホルムズ海峡をめぐる米提案を非現実的として拒否した」、「米政権はホルムズ海峡の船舶航行を支援する作戦『プロジェクト・フリーダム』を早ければ週内にも再開することを検討」と報じ、「イラン南部のホルムズ海峡に面した戦略的に極めて重要な港湾都市バンダルアッバースで複数の爆発音がした」、「米軍はホルムズ海峡周辺で7日に攻撃を実施した」との報道もあり、原油価格が下げ止まりを見せ、米10年物国債利回りが、4.396%まで上昇、ドル売りも限定された。尚米経済指標としては、週間新規失業保険申請件数や1-3月期非農業部門労働生産性・速報値や予想より強い結果も、単位労働コストは予想より弱く、影響は限られた。その他ハマック・クリーブランド連銀総裁は「政策金利は、相当期間据え置かれる」、デイリー・サンフランシスコ連銀総裁は「金融政策はわずかに抑制的であり、イランでの米軍事介入が解決すればインフレに低下圧力がかかるだろう」、「エネルギー価格の急騰が、中期および長期のインフレ期待を押し上げている兆候は今のところ見られない」などと発言している。
 ドル円は156.02から156.96まで反発、ユーロドルは1.1778から1.1723、ポンドドルは、1.3633から1.3547まで売りに押された。
 一方クロス円では、ユーロ円は183.52から184.24、ポンド円は212.41から213.13まで上昇、オージー円は113.59から113.27で推移、NZD円は93.11から93.57、カナダ円は114.50から115.04まで反発した。