昨晩の海外市場(2026/01/07)

昨晩の海外市場は、米12月サービス業PMI・改定値が、52.5と予想の52.9を下回ったが、米10年物国債利回りが、4.163%から4.195%で高止まりしたことで、ドルは堅調な推移となった。ただ、ビルロワドガロー仏中銀総裁が
「FRBの独立性に対する攻撃、米政府の財政規律への不信感、関税の導入などを受けて、トランプ政権がドル建て決済システムを武器化するのではないかとの懸念が強まっている」、「米国の政策は、ドル資産に対するグローバル投資家の信頼を損なっており、分散投資への緩やかな動きを助長する可能性が高い」などと懸念を示したが、反応は限られた。またバーキン・リッチモンド連銀総裁は「現在の金利は中立と推定されるレンジ内」、「失業率とインフレ率の目標に対するリスクを考慮すると、今後の金利決定は微調整が必要となる」、ミランFRB理事は「FRBは今年100BP以上の利下げを行うべき」、「FRBの政策は引き締め的であり、経済を抑制している」と述べている。
 ドル円は、中国商務省が「日本向け軍民両用製品の輸出を全面的に禁止する」と発表したことを受けて、日中関係悪化懸念から一時156.17まで下落後、156.75まで反発、ユーロドルが、独ユーロ圏サービス業PMI・改定値がまちまちも、1.1684まで値を下げ、ポンドドルは、弱い英2月サービス業PMI・改定値もあって1.3491まで下落した。
 一方クロス円では、ユーロ円は183.44から183.02で上下、ポンド円は211.99から211.42まで一時下落、オージー円は、銀・銅などの資源先物価格の上昇を背景に、105.61まで高値を更新、NZD円は90.74から90.40で揉み合い、カナダ円は113.50から113.72での上下の動きに留まった。