昨晩の海外市場(2025/12/04)

昨晩の海外市場は、米11月ADP全米雇用報告が▲3.2万人と予想の+1.0万人を下回ったが、一方11月ISM非製造業景況指数が、52.6と市場予想を上回った。ただ、米10年物国債利回りは、4.085%から4.052%での上下の動きに留まったことで、総じてドル売り気味も大きな影響は出ていない。尚NY株価3指数は、利下げ期待もあって堅調となったが、リスクオンの動きは広がっていない。その他ドレンツ・スロベニア中銀暫定総裁は「現在の金利水準は適切」、レーン欧州中央銀行専務理事は「ユーロ高がユーロ圏のインフレを抑制してきた」、ラガルドECB総裁は「見通しに対するリスクは引き続き両サイドにある」、ベッセント財務長官は、「最高裁は大統領の関税撤回について慎重になる必要がある」、「大統領は最高裁の関税決定に対して楽観的」と述べている。
 ドル円は、155.76から155.01まで下落、ユーロドルは1.1636から1.1675まで上昇、ポンドドルは、1.3348までじり高となった。
 一方クロス円では、ユーロ円は181.46から180.80まで下落、ポンド円は207.11まで上昇、オージー円は102.52から102.11で上下、NZD円は89.61から89.07で上下、カナダ円は111.60から111.15まで売りに押された。

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