今日の裏読み、表読み(2026/06/17)

昨晩も中東情勢の緊張感の緩和からリスク回避の動きに巻き戻しが優勢。ただ、未だイスラエルの動向が不透明で、警戒感は残しておきたい。
 本日の金融政策としては、リスクバンク、FOMC、ブラジル中銀が政策金利を公表する。
 ブラジル中銀を除いて、据え置きが想定されるが、焦点はFOMCでのドットチャートやFRBメンバーの経済見通し、前回からタカ派が見えると、ドル相場を支えそう。一方、ウォーシュ新FRB議長の定例記者会見も大きな注目。同氏は、トランプ大統領の肝いりの指名を受けていることで、利下げの期待が高まっているが、「データ依存型」の姿勢を顕著にしており、その面では流石に直近の米経済指標の結果を見る限り、直ぐに利下げと言うのも無理がありそう。利下げの慎重な態度が見えるなら、こちらもドルを支え、株価にも良い影響を与えないだろう。更に、据え置いた場合、トランプ大統領が、ウォーシュ議長を「けちょんけちょん」に貶す可能性もあり、そういった面も相場には良い影響を与えないので注意。
 経済指標としては、NZ第1四半期経常収支、日5月通関ベース貿易統計と4月機械受注、豪6月先行指数、英5月消費者・小売・生産者物価指数、南ア5月消費者物価指数と4月小売売上高、ユーロ圏5月消費者物価指数・改定値、加5月新築住宅価格指数、米国では、5月小売売上高、4月企業在庫、5月住宅販売保留指数や週間原油在庫などが発表される。
 注目としては、木曜日の英MPCを控えて、英物価指数の動向次第。強い結果は、英中銀の利上げの思惑をフォローしそうだ。また、米国では、5月小売売上高が焦点となるが、こちらも良好が見えた場合、FOMCの政策がタカ派に転換するか思惑を高めそうだ。
 その他米国とイランの覚書の署名を受けて、リスクオンの展開もまだ実際19日に調印されるまでは不透明感が残ることは留意。引き続き強い株かや原油価格などの動向を睨んだ展開となる可能がありそうだ。

 戦略としては、ドル円は、当局の円買い介入後も、再度上値トライの雰囲気。上値は160.72が抑えると弱く、買いは利食い優先や売り狙い。超えても161.00、161.50のサイコロジカル、161.95の高値が抑えると売りや利食い優先。下値は159.99-05が維持されると買いは利食いや買い狙い。割れるなら止めて159.58-74、159.10-37、158.30-54、157.84、157.32、156.02-45、155.62、154.94や155.04割れをストップに順次買い下がりとなる。 
 ユーロドルは、昨年の高値1.1919を超えて、1.2083まで上値を拡大も、更なる展開とならず、上値は1.1622が抑えると買いは利食いや売っても超えるなら止めて1.1671-86、1.1722、1.1788-97、1.1849、1.1858、1.1919越えをストップに売場探し。下値は1.1569-75が維持されると売りは買い戻しや買っても、割れるなら止めて1.1503、1.1433-43、1.1373-11、1.1344、1.1211、1.1131、1.1015割れをストップに順次買い場探し。
 ポンドドルは、1.3870まで一時上値を拡大も、調整が続いている。上値は1.3450が抑えると買いは利食いや売り狙い。超えて1.3483-85、1.3510、1.3551、1.36前後、1.3653-62、1.3712-33、1.3787越えをストップに売り狙いとなる。下値は、1.3391が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.3301-25、1.3211、1.3159-77、1.3125、1.3080、1.30割れをストップに順次買い直し。
 一方クロス円では、ユーロ円は、187.95まで歴史的高値を更新も更なる展開とならず、上値は186円ミドルが抑えると買いは利食いや売り狙い。超えても187円、187.56、187.95、テクニカル的な188.90、190円が抑えると買いは利食いや売り狙い。下値は185.46が維持されると売りは利食いや買い狙い。割れるなら止めて184.66、183.98、183.42、182.75、181.87-02、180.81、180.10割れをストップに順次買い場探し。
 ポンド円は215.91まで上値を拡大も、更なる展開とならず、上値は215.16が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて215.61-63、216円前後、216.60、サイコロジカルな218円、219円や220円、過去の高値からは最大222.78越えをストップに順次売り直しとなる。下値は214.53が維持されると売りは利食いや買い狙い。割れるなら止めて213.88、212.94、212.60、212円前後、211.15、210.47-76、209.63割れをストップに順次買い直しとなる。
 豪ドル円は、上値を114.74まで拡大も更なる上値追いは避けたい。上値は113.55が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めてサイコロジカルな114.23-26、114.95、116円や117円越えをストップに順次売り直しとなる。下値は112.88が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて112.04、111.78-94、111.33、110.31割れをストップに順次買い直しとなる。
 NZD円は、95.44まで上値を拡大も、上値追いは避けたい。上値は93.73が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて94.11-13、94.44、94.97、95.42、95.96、サイコロジカルな97円、98円、99.04越えをストップに売り直しとなる。下値は92.93が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて92.50-65、91.72-94、91.34、90.90、90.51、90.06-15割れをストップに買い直しとなる。