今日の裏読み、表読み(2025/12/18)

昨晩は、ドルや円の軟調が続いた。本日は来週のクリスマスを控えて、ポジション調整が出易いことは、留意しておきたい。
 金融政策としては、スウェーデン中銀、ノルゲバンク、英中銀、ECBやメキシコ中銀が政策金利を公表する。
 スウェーデン中銀、ノルゲバンクやECBは据え置きが想定されており、影響は限られるが、ECBでは利下げ打ち止めが示唆されるとユーロ相場を支えそう。一方英中銀は0.25%の利下げが想定されている。一定の織り込みはあるものの、前回一致の利下げや今後も利下げ姿勢が継続するなら、相場圧迫要因となる。またメキシコ中銀も0.25%の利下げ想定されている。こちらは今後の利下げ停止が示唆されると相場の下支え要因となる。
 経済指標としては、スイス10月貿易収支、仏12月企業景況感・製造業景況感指数、南ア11月卸売物価指数、メキシコ11月小売売上高、米国では、11月消費者物価指数、週間新規失業保険申請件数、12月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、10月雇用傾向指数、11月クリーブランド連銀・消費者物価指数とカンザスシティー連銀総合指数、NZ11月貿易収支などが発表される。
 材料は多いが、焦点は米11月消費者物価指数で弱い雇用の中、政府閉鎖中の指標の中、統計の信憑性に疑問はあるが、インフレの高止まりが示されると、米長期金利が上昇を強め、金融緩和期待が支える株式市場に良い影響を与えない見通し。その場合ドルに買い戻しが出易い一方、株価に大幅下落が見えた場合、リスクオフの円買いにも注意しておきたい。
 要人発言としては、 トランプ大統領が演説する。内容に関しては提示されていないが、支持率が低下する中、レビット報道官はフォックスニュースのインタビューで「トランプ大統領はこれから訪れることについて語るだろう」、「彼がよく言うように、最高はまだ来ていない。したがって、大統領は過去1年間の歴史的な成果について演説し、クリスマスシーズンが近づく中で、新年に実施されるいくつかの政策についてもあらかじめ公開するかもしれない」としており、支持率回復に向けて、自己擁護の発言を続けそう。ただ、特に相場が反応するとは思えない。