今日の裏読み、表読み(2025/11/21)

昨晩は、強い結果となった米雇用統計にも、相場はとしては円売りを除くと揉み合いが続いた。
 本日の経済指標としては、日本の10月全国消費者物価指数、英11月GFK消費者信頼感調査と10月小売売上高、仏11月企業景況感指数と製造業景況感指数、ユーロ圏各国の11月製造業とサービス業PMI・速報値、英11月製造業とサービス業PMI・速報値、メキシコ第3四半期GDP・確定値、加9月小売売上高、米11月製造業・サービス業・総合PMIの速報値、11月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値などが発表される。
 注目としては、日本の10月全国消費者物価指数は、強弱次第で日銀の早期利上げの思惑につながるか注意。各国の11月製造業とサービス業PMI・速報値は、強弱格差が見えると一定の影響がありそうだ。また、米景況感を見る上で、11月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値が注目だが、強弱次第で12月のFOMCの利下げの思惑に影響を与えそうだ。
 要人発言の機会も多いだが、本日はトランプ大統領とマグダニNY市長の会談が予定されている。もし対決姿勢が露わとなった場合、リスクオフの動きにつながり易いことは留意しておきたい。
 その他週末でありポジション調整のフローに注意だが、週末のG20はトランプ大統領が出席しない見通しで影響は限られる。

 戦略としては、ドル円は、直近高値を超えて157.89まで上値を拡大も上値追いは避けたい。上値は158.20が抑えると利食い優先や売り狙いも、越えるなら止めて158.87、161.80、161.95越えをストップに順次売り場探し。下値は、156.87が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて156円前後、154.81-05、153.62、152.82、152.16、151.07-53、150.16-28、149.38、ギャップの下限となる147.50-82割れをストップに順次買い下がりとなる。 
 ユーロドルは、1.1919まで上値を拡大も、更なる展開とならず、上値は1.1550が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.1608-24、1.1656-69、1.1728-31、1.1759-80、1.1819-49、1.1919、1.20のサイコロジカル、1.2042越えをストップに売場探し。下値は1.1467が維持されると売りは利食い優先、買っても割れるなら止めて1.1373-90、1.1357、1.1313、1210、1.1131-57、1.1065、1.0923、1.0889割れをストップに順次買い場探し。
 ポンドドルは、1.3789まで高値を更新も更なる展開とならず、上値は、1.3124が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.3193-16、1.3248、1.3291、1.3370-98、1.3443、1.3471-90、1.3511-37、1.3560-71、1.3661、1.3727-51、1.3789-00越えをストップに売り直しとなる。下値は1.3038が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.3010、1.29、1.2708割れをストップに順次買い直し。
 一方クロス円では、ユーロ円は、182.01までまで上値を拡大も上値追いは避けたい。上値は182円前後が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて183円、184円や185円のサイコロジカルをストップに順次売り場探し。下値は181円前後が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて180円前後、179.60、178.98、177.74、177円前後、175.71-28、175.25-36、ギャップの上限となる174.82-25、174.69、下限となる174.82、172.14-27、170.97-24、169.73-82、169.04割れをストップに順次買い場探し。
 ポンド円も206.87まで上値を拡大、上値追いは避けたい。上値は206.87が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて208.12、サイコロジカルな209円や210円越えをストップに順次売り直しとなる。下値は205円前後が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて203.58-70、202.33-35、201円前後、200.31、198.88-07、197.39-49、196.10-25、195.71、195.03割れをストップに順次買い直しとなる。
 豪ドル円は、上値を102.49で拡大。上値は、102.49が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めてサイコロジカルな103円や104円、104.53、105.43越えをストップに順次売り直しとなる。下値は101円前後が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて100.15、99円ミドル、98.83、98.08-21、97.62、96.62-92、96.26、95.71-81、95.15-55割れをストップに順次買い直しとなる。
 NZD円は、88.86まで上値を拡大。上値は、88.86-23が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて89.55、89.71越えをストップに売り直しとなる。下値は86.99-42が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて86.66、85.89、85.19-35、84.61、83.89-17、83.25割れをストップに買い直しとなる。