昨晩は、ドルに売り戻し、円売りが優勢となったが、方向感に薄く、追いかけるのは避けたい。
経済指標としては、日10月国内企業物価指数、英10月英王立公認不動産鑑定士協会・住宅価格指数、豪10月雇用統計、仏9月ILO基準失業率、英国では、第3四半期と月次GDP・速報値、9月鉱工業生産・製造業生産・サービス部門・建設部門生産 、第3四半期企業投資・速報値、9月貿易収支、スウェーデン9月消費者物価指数、スイス10月生産者輸入価格、ユーロ圏9月鉱工業生産、米国では、10月消費者物価指数、週間新規失業保険申請件数、10月労働コストと労働生産性・速報値、NZ10月製造業PMIなどが発表される予定。
注目としては、英国では、第3四半期と月次GDP・速報値などは、26日の英予算案の発表を控えて、弱い結果が見えると相場のかく乱要因となりそう。また、米国では、政府閉鎖が解除される見通しだが、ただ、直ぐに指標の発表が出来るかは不透明で、もし発表が控えられると影響は限られるも、疑心が残る形は続きそうだ。
その他要人発言の機会も多く、一定の発言には注目となるが、引き続き米株価の動向、米長期金利の動向なども注視して対応したい。
戦略としては、ドル円は、直近高値を超えて155.04まで上値を拡大。上値は155.89が抑えると利食い優先や売り狙いも、越えるなら止めて156.25、156.75越えをストップに順次売り場探し。下値は、154.49-50が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて153.67、152.82、152.16、151.07-53、150.16-28、149.38、ギャップの下限となる147.50-82、146.43-60、145.49、144.18、143.32-44、142.68、141.97-28割れをストップに順次買い下がりとなる。
ユーロドルは、1.1919まで上値を拡大も、更なる展開とならず、上値は1.1606-37が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.1669、1.1728-31、1.1759-80、1.1819-49、1.1919、1.20のサイコロジカル、1.2042越えをストップに売場探し。下値は1.1530-41が維持されると売りは利食い優先、買っても割れるなら止めて1.1467、1.1373-90、1.1357、1.1313、1210、1.1131-57、1.1065、1.0923、1.0889割れをストップに順次買い場探し。
ポンドドルは、1.3789まで高値を更新も更なる展開とならず、上値は、1.3184-91が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.3219-48、1.3291、1.3370-98、1.3443、1.3471-90、1.3511-37、1.3560-71、1.3661、1.3727-51、1.3789-00越えをストップに売り直しとなる。下値は1.3084が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.3010、1.29、1.2708割れをストップに順次買い直し。
一方クロス円では、ユーロ円は、179.45まで上値を拡大も上値追いは避けたい。上値は179円ミドルが抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて180円や181円のサイコロジカルをストップに順次売り場探し。下値は178円ミドルが維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて177.74、177円前後、175.71-28、175.25-36、ギャップの上限となる174.82-25、174.69、下限となる174.82、172.14-27、170.97-24、169.73-82、169.04割れをストップに順次買い場探し。
ポンド円も205.53まで上値を再拡大も、現状はこれが上値を抑える形。上値は203.57が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて204.25、205.53、205.79、サイコロジカルな206円や207円、208.12越えをストップに順次売り直しとなる。下値は202.33が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて201円前後、200.31、198.88-07、197.39-49、196.10-25、195.71、195.03、193.77-03、193.27、192.73、191.89-07割れをストップに順次買い直しとなる。
豪ドル円は、上値を101.33まで拡大。上値は、101円ミドルが抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて102.15-41、サイコロジカルな103円や104円、104.53、105.43越えをストップに順次売り直しとなる。下値は100.41が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて100円前後、99円ミドル、98.83、98.08-21、97.62、96.62-92、96.26、95.71-81、95.15-55割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、88.83まで上値を拡大。上値は、88.35が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて88.83-23、89.55、89.71越えをストップに売り直しとなる。下値は87前後が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて86.99-07、86.66、85.89、85.19-35、84.61、83.89-17、83.25割れをストップに買い直しとなる。