今日の裏読み、表読み(2025/11/07)

昨晩は前日のドル買いに巻き戻しが優勢となった。本日は週末もあって、ポジション調整の動きに留意だが、特に株価の調整が続くなら、リスクオフの動きが広がり易い。
 経済指標としては、日9月全世帯家計調査、中10月貿易収支、独9月貿易収支、英9月ハリファックス住宅価格、仏9月国際収支、スイス10月SECO消費者信頼感指数、メキシコ10月消費者・生産者物価指数、加10月雇用統計、米11月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値などが発表される。
 注目としては、各国貿易収支は、総じて反応が限られる。加雇用統計は強弱次第で一定の動きが出る見通し。注意は米経済指標の発表が一部見送れる中、NY連銀10月インフレ期待と11月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値などの強弱で、相場の反応が出易いが、特に、センチメントの弱い結果やインフレの高止まりはリスクとなりそうだ。

 戦略としては、ドル円は、直近レンジをブレイクして、154.48まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は154.36-48が抑えると利食い優先や売り狙いも、越えるなら止めて154.80、155.89、156.25、156.75越えをストップに順次売り場探し。下値は、152.83が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて152.16、151.07-53、150.16-28、149.38、ギャップの下限となる147.50-82、146.43-60、145.49、144.18、143.32-44、142.68、141.97-28割れをストップに順次買い下がりとなる。 
 ユーロドルは、1.1919まで上値を拡大も、更なる展開とならず、上値は1.1578-86が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.1637-69、1.1728-31、1.1759-80、1.1819-49、1.1919、1.20のサイコロジカル、1.2042越えをストップに売場探し。下値は1.1467が維持されると売りは利食い優先、買っても割れるなら止めて1.1373-90、1.1357、1.1313、1210、1.1131-57、1.1065、1.0923、1.0889割れをストップに順次買い場探し。
 ポンドドルは、1.3789まで高値を更新も更なる展開とならず、上値は、1.3162-65が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.3219-48、1.3291、1.3370-98、1.3443、1.3471-90、1.3511-37、1.3560-71、1.3661、1.3727-51、1.3789-00越えをストップに売り直しとなる。下値は1.3010が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.29、1.2708割れをストップに順次買い直し。
 一方クロス円では、ユーロ円は、178.82まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は177.98が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて178.56-82、180円や181円のサイコロジカルをストップに順次売り場探し。下値は175.57-87が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて175.25-36、ギャップの上限となる174.82-25、174.69、下限となる174.82、172.14-27、170.97-24、169.73-82、169.04割れをストップに順次買い場探し。
 ポンド円も205.53まで上値を再拡大も、現状はこれが上値を抑える形。上値は201.85-88が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて202.81-27、204.25、サイコロジカルな205.33、205.79、サイコロジカルな206円や207円、208.12越えをストップに順次売り直しとなる。下値は198.88-07が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて197.39-49、196.10-25、195.71、195.03、193.77-03、193.27、192.73、191.89-07割れをストップに順次買い直しとなる。
 豪ドル円は、上値を101.22まで拡大。上値は、100.40が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて101.22、102.15-41、サイコロジカルな103円や104円、104.53、105.43越えをストップに順次売り直しとなる。下値は98.83が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて98.08-21、97.62、96.62-92、96.26、95.71-81、95.15-55割れをストップに順次買い直しとなる。
 NZD円は、88.83まで上値を拡大。上値は、87.32が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて88.35、88.83-23、89.55、89.71越えをストップに売り直しとなる。下値は86円前後が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて85.19-35、84.61、83.89-17、83.25割れをストップに買い直しとなる。