昨晩は揉み合い気味の展開。直近動意が薄く、手掛かり難からは、サプライズ・ニュースがなければ同様の展開が続く可能性は考慮しておきたい。
金融政策としては、豪準備銀行が政策金利及び四半期経済予測・金融政策見通しを公表する。
想定は据え置きで、声明などでも今後も据え置きが示唆されるなら影響は限られそうだ。
経済指標としては、メキシコ10月消費者信頼感指数、加9月貿易収支 、米国では、9月貿易収支、9月雇用動態調査と製造業新規受注、NZの第3四半期雇用統計などが発表される。
注目としては米9月貿易収支は、政府閉鎖の影響で発表が延期されるなら影響は限られそうだ。ただ、雇用統計の発表が見送られる中、9月雇用動態調査などの強弱次第で、思惑を高める可能性があることは、留意しておきたい。またNZの雇用統計が弱いとNZドル相場が圧迫されそうだ。
要人発言としては、ラガルドECB総裁を始め、発言機会が多いが、今後の金融政策に対する示唆が見えるか注目される。ECBに関しては、今後も据え置きが想定されることで一定の織り込みの留まりそう。一方FRBに関しては、12月利上げに否定的な意見が続いており、この発言が続くなら、米長期金利の下げ止まりにつながりそうだ。
その他堅調が続く株価に関しては、上値を追いリスクが高まっていることは注意しておきたい。
戦略としては、ドル円は、直近レンジをブレイクして、154.45まで上値を拡大。上値は154.45が抑えると利食い優先や売り狙いも、越えるなら止めて154.80、155.89、156.25、156.75越えをストップに順次売り場探し。下値は、153.65が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて152.16、151.07-53、150.16-28、149.38、ギャップの下限となる147.50-82、146.43-60、145.49、144.18、143.32-44、142.68、141.97-28割れをストップに順次買い下がりとなる。
ユーロドルは、1.1919まで上値を拡大も、更なる展開とならず、上値は1.1578-86が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.1637-69、1.1728-31、1.1759-80、1.1819-49、1.1919、1.20のサイコロジカル、1.2042越えをストップに売場探し。下値は1.15前後が維持されると売りは利食い優先、買っても割れるなら止めて1.1373-90、1.1357、1.1313、1210、1.1131-57、1.1065、1.0923、1.0889割れをストップに順次買い場探し。
ポンドドルは、1.3789まで高値を更新も更なる展開とならず、上値は、1.3219-48が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.3291、1.3370-98、1.3443、1.3471-90、1.3511-37、1.3560-71、1.3661、1.3727-51、1.3789-00越えをストップに売り直しとなる。下値は1.3097が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.3030-60、1.29、1.2708割れをストップに順次買い直し。
一方クロス円では、ユーロ円は、178.82まで上値を拡大。最高値圏で不透明なことから、上値追いは避けたい。上値は178.56-82が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて180円や181円のサイコロジカルをストップに順次売り場探し。下値は177.23が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて176.64-82、175.57-87、175.25-36、ギャップの上限となる174.82-25、174.69、下限となる174.82、172.14-27、170.97-24、169.73-82、169.04割れをストップに順次買い場探し。
ポンド円も205.53まで上値を再拡大も、現状はこれが上値を抑える形。上値は203.27が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて204.25、サイコロジカルな205.33、205.79、サイコロジカルな206円や207円、208.12越えをストップに順次売り直しとなる。下値は201.85が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めてギャップの上限となる200.22-57、下限となる198.88、197.39-49、196.10-25、195.71、195.03、193.77-03、193.27、192.73、191.89-07割れをストップに順次買い直しとなる。
豪ドル円は、上値を101.22まで拡大。上値は、102.15-41が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めてサイコロジカルな103円や104円、104.53、105.43越えをストップに順次売り直しとなる。下値は100.26-40が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて99.18-42、98.08-21、97.62、96.62-92、96.26、95.71-81、95.15-55割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、88.83まで上値を拡大。上値は、88.35が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて88.83-23、89.55、89.71越えをストップに売り直しとなる。下値は、87.55-82が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて86.95、86.23-33、85.19-35、84.61、83.89-17、83.25割れをストップに買い直しとなる。