今日の裏読み、表読み(2025/10/31)

昨晩は、FOMCの結果を受けたドルの買い戻しが続いた。
 本日の経済指標としては、日本の9月失業率・有効求人倍率、10月東京都区部消費者物価指数、9月鉱工業生産・速報値、9月小売業・百貨店・スーパー販売額、9月新設住宅着工戸数、豪第3四半期卸売物価指数、中国の10月国家統計局の製造業と非製造業PMI、独9月輸入物価指数と9月小売売上高、英10月ネーションワイド住宅価格、トルコ9月貿易収支、スイス9月実質小売売上高、仏10月消費者物価指数と9月生産者物価指数、ユーロ圏10月消費者物価指数・速報値、南ア9月貿易収支、加8月月次GDP、米国では、9月個人所得・個人消費支出、10月ダラス連銀・PCE価格指数とシカゴ購買部協会景気指数などが発表される。
 注目としては、日本の10月東京都区部消費者物価指数などが強い結果となるなら、円に買い戻しの期待感となるが、ただ、既に昨日の日銀が政策金利を据え置いており、影響は限られそう。また中国のPMIは強弱次第も、中国指標に対する反応は限られる。
 また、ユーロ圏10月消費者物価指数・速報値、加8月月次GDP、米国では、9月個人所得・個人消費支出、10月ダラス連銀・PCE価格指数とシカゴ購買部協会景気指数などが発表される。強弱次第も、米経済指標は引き続き政府閉鎖で発表されないことは、留意しておきたい。

 戦略としては、ドル円は、直近レンジをブレイクして、154.45まで上値を拡大。上値は154.80が抑えると利食い優先や売り狙いも、越えるなら止めて155.89、156.25、156.75越えをストップに順次売り場探し。下値は、152.16が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて151.07-53、150.16-28、149.38、ギャップの下限となる147.50-82、146.43-60、145.49、144.18、143.32-44、142.68、141.97-28割れをストップに順次買い下がりとなる。 
 ユーロドルは、1.1919まで上値を拡大も、更なる展開とならず、上値は1.1637-69が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.1728-31、1.1759-80、1.1819-49、1.1919、1.20のサイコロジカル、1.2042越えをストップに売場探し。下値は1.1516-47が維持されると売りは利食い優先、買っても割れるなら止めて1.1373-90、1.1357、1.1313、1210、1.1131-57、1.1065、1.0923、1.0889割れをストップに順次買い場探し。
 ポンドドルは、1.3789まで高値を更新も更なる展開とならず、上値は、1.3219-48が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.3291、1.3370-98、1.3443、1.3471-90、1.3511-37、1.3560-71、1.3661、1.3727-51、1.3789-00、1.4000越えをストップに売り直しとなる。下値は1.31前後が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.3030、1.29割れをストップに順次買い直し。
 一方クロス円では、ユーロ円は、178.82まで上値を拡大。最高値圏で不透明なことから、上値追いは避けたい。上値は179円前後が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて180円や181円のサイコロジカルをストップに順次売り場探し。下値は177円ミドルが維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて176.64、175.57-87、175.25-36、ギャップの上限となる174.82-25、174.69、下限となる174.82、172.14-27、170.97-24、169.73-82、169.04割れをストップに順次買い場探し。
 ポンド円も205.53まで上値を再拡大も、現状はこれが上値を抑える形。上値は203.27が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて204.25、サイコロジカルな205.33、205.79、サイコロジカルな206円や207円、208.12越えをストップに順次売り直しとなる。下値は200.57が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めてギャップの上限となる200.22、下限となる198.88、197.39-49、196.10-25、195.71、195.03、193.77-03、193.27、192.73、191.89-07割れをストップに順次買い直しとなる。
 豪ドル円は、上値を101.22まで拡大。上値は、102.41が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めてサイコロジカルな103円や104円、104.53、105.43越えをストップに順次売り直しとなる。下値は100.26が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて99.18-42、98.08-21、97.62、96.62-92、96.26、95.71-81、95.15-55割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、88.83まで上値を拡大。上値は、88.88.83-23が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて89.55、89.71越えをストップに売り直しとなる。下値は、87.55-87が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて86.95、86.23-33、85.19-35、84.61、83.89-17、83.25割れをストップに買い直しとなる。