今日の裏読み、表読み(2025/10/29)

昨晩の今週のイベントを控えて揉み合い気味だが、本日は注目のFOMCの結果が公表される。大きな動きとなるか注意しておきたい。
 本日の金融政策として、カナダ銀行とFOMCが政策金利を公表する。 
 両行とも0.25%の利下げが想定されているが、カナダ銀行は、そろそろ利下げの停止が示唆されると、カナダドルに買い戻しが入り易い。一方FOMCでは、あまりにも普通の0.25%の利下げ想定されているが、直近発表された9月CPIは、職員の不足で、ネット情報を中心に算出されたと言われている。その場合低めに出ている可能性があって、一部に10月CPIの思わぬ上方修正につながる可能性が指摘されていることは注意。米9月雇用統計も発表されておらず、FOMCの決断が0.25%になるかは不透明であり、据え置かれた場合、大きなサプライズとなることは留意しておきたい。