昨晩は、米政府閉鎖や米中通商協議に対する懸念が若干和らいだが、為替市場への影響は限られている。本日の強いインセンティヴに賭けた動きが続きそうだ。
経済指標としては、NZ9月貿易収支、スイス9月貿易収支、南ア10月先行指数、加9月消費者物価指数などが発表される。
大きな材料はなく、経済指標に対する反応は限られそうだ。
イベントとしては、日本で臨時国会が召集され、首相指名選挙が実施される。維新の票だけでは過半数に達しないが、維新の会を離党した「改革の会」3名が、高市自民党総裁に投票することをSNSで表明しており、1回目の投票で高市氏が過半数を獲得することが確実視されている。高市トレードへの期待感が更に高まるか注目されるが、ただ一定の織り込みがあることは留意しておきた。
その他引き続き続く株高や米長期金利の動向、米政府閉鎖の今後の展開など注意を払って対応したい。
戦略としては、ドル円は、153.27まで上昇も、じりじりと上値が重くなっている。上値は、既に151.20-40や151.74が抑えると弱く、買いは利食い優先で売っても超えるなら止めて152.16-62、153.27、154.80、155.89、156.25、156.75越えをストップに順次売り場探し。下値は、150.16-28が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて149.38、ギャップの下限となる147.50-82、146.43-60、145.49、144.18、143.32-44、142.68、141.97-28割れをストップに順次買い下がりとなる。
ユーロドルは、1.1919まで上値を拡大も、更なる展開とならず、上値は1.1728-31が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.1759-80、1.1819-49、1.1919、1.20のサイコロジカル、1.2042越えをストップに売場探し。下値は1.16ミドルが維持されると売りは利食い優先、買っても割れるなら止めて1.1600-11、1.1516-42、1.1373-90、1.1357、1.1313、1210、1.1131-57、1.1065、1.0923、1.0889割れをストップに順次買い場探し。
ポンドドルは、1.3789まで高値を更新も更なる展開とならず、上値は、1.3471-90が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.3511-37、1.3560-71、1.3661、1.3727-51、1.3789-00、1.4000や1.4100などの順次サイコロジカル、1.4251や1.4377越えをストップに売り直しとなる。下値は1.3391が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.3335、1.3248、1.3216、1.3123-35、1.3030、1.29割れをストップに順次買い直し。
一方クロス円では、ユーロ円は177.94まで上値を拡大も、現状は押さえられる形。上値は176.37-46が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて176.91-17、177.94、179円、180円のサイコロジカルをストップに順次売り場探し。下値は、175.25が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めてギャップの上限となる174.69-82、下限となる174.82、172.14-27、170.97-24、169.73-82、169.04、168.46、167.92、166.82、166.04、164.95割れをストップに順次買い場探し。
ポンド円も205.33まで上値を拡大も、現状は上げ渋る形。上値は203.12-52が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて203.52-76、205.33、205.79、サイコロジカルな206円や207円、208.12越えをストップに順次売り直しとなる。下値は200.68が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めてギャップの上限となる200.22、下限となる198.88、197.39-49、196.10-25、195.71、195.03、193.77-03、193.27、192.73、191.89-07割れをストップに順次買い直しとなる。
豪ドル円は、100.95まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は、98.82が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて99.49、100円前後、100.53、100.95-04、101.56、102.41、104.53、105.43越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、96.26が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて95.71-81、95.15-55、94.41、93.81-32、93円、92.02-32、91.65、91円、90.56-64、89.57-65、88.30割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、88.58まで上値を拡大も抑えられる形。上値は、86.79-88が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて87.47、88.06、88.58、88.90-23、89.55、89.71越えをストップに売り直しとなる。下値は、85.19-35が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて84.61、83.89-17、83.25割れをストップに買い直しとなる。