今週は、通常なら米物価指数の発表が焦点となるが、ただ、米政府機関閉鎖の影響で米経済統計の発表が延期になる可能性があり、発表されない場合、不透明感は残るが相場が直接的な反応を示すことはなさそう。
一方で今週は、国際通貨基金と世界銀行年次総会を始めとして、いろいろ金融関係のイベントや会議が行われる。今後の世界経済や各国の金融政策を睨んで、ヒントとなる材料が出てくるか注目したい。
ただ、本日のところは東京市場やNY債券市場が休場で、相場の動きは限定されそうだ。
一応経済指標としては、中国の9月貿易収支と独9月卸売物価指数が発表される。先週末トランプ大統領が、再び中国の関税強化を示唆して、相場がリスクオフとなっているが、9月貿易収支の悪化などが見えると、リスクオフの動きを助長しそうだ。
その他、前述の通り金融イベントや会議からの発言、一旦トップを付けた可能性が見えている株価の動向などの注意を払っておきたい。
戦略としては、ドル円は、153.27まで上昇も、現状は上値を抑える形。上値は、これを前に上げ渋りでは、買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて154.80、155.89、156.25、156.75越えをストップに順次売り場探し。下値は、151.17が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて150.25、149.75、ギャップの下限となる147.50-82、146.43-60、145.49、144.18、143.32-44、142.68、141.97-28割れをストップに順次買い下がりとなる。
ユーロドルは、1.1919まで上値を拡大も、更なる展開とならず、上値は1.1649-81が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.1721-31、1.1759-80、1.1819-49、1.1919、1.20のサイコロジカル、1.2042越えをストップに売場探し。下値は1.1516-59が維持されると売りは利食い優先、買っても割れるなら止めて1.1516-28、1.1373-90、1.1357、1.1313、1210、1.1131-57、1.1065、1.0923、1.0889割れをストップに順次買い場探し。
ポンドドルは、1.3789まで高値を更新も更なる展開とならず、上値は、1.3395が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.3438-54、1.3490、1.3511-37、1.3560-71、1.3661、1.3727-51、1.3789-00、1.4000や1.4100などの順次サイコロジカル、1.4251や1.4377越えをストップに売り直しとなる。下値は1.3259-62が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.3216、1.3123-35、1.3030、1.29割れをストップに順次買い直し。
一方クロス円では、ユーロ円は177.94まで上値を拡大も、現状は押さえられる形。。上値は177.94-00円が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて179円、180円のサイコロジカルをストップに順次売り場探し。下値は、175.79-00が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めてギャップの上限となる174.69-90、下限となる173.25前後、172.14-27、170.97-24、169.73-82、169.04、168.46、167.92、166.82、166.04、164.95割れをストップに順次買い場探し。
ポンド円も205.33まで上値を拡大も、現状は上げ渋る形。上値は205.33を前に上げ渋りでは買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて205.79、サイコロジカルな206円や207円、208.12越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、201.75-87が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて201.25、ギャップの上限となる200.22、下限となる198.88、197.39-49、196.10-25、195.71、195.03、193.77-03、193.27、192.73、191.89-07割れをストップに順次買い直しとなる。
豪ドル円は、100.95まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は、100円前後が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて100.53、100.95-04、101.56、102.41、104.53、105.43越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、97.86が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めてギャップの下限となる97.51、96.67-86、96.32、95.71-81、95.15-55、94.41、93.81-32、93円、92.02-32、91.65、91円、90.56-64、89.57-65、88.30割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、88.58まで上値を拡大も抑えられる形。上値は、88.06が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて88.58、88.90-23、89.55、89.71越えをストップに売り直しとなる。下値は、86.16-74が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、ギャップの下限となる86.07、85.53-76、85.19-28、84.61、83.89-17、83.25割れをストップに買い直しとなる。