昨晩も円全面安が続いたが、週末を控えて利食いが出易く、未だ高市氏が総理に確定した訳ではなく、引き続き追いかけるのは避けたい。
経済指標としては、英9月英王立公認不動産鑑定士協会・住宅価格指数、独8月貿易収支、トルコ8月鉱工業生産、南ア8月製造業生産、欧州中央銀行理事会・議事録、メキシコ9月消費者物価指数、米国では週間新規失業保険申請件数、8月卸売売上高・卸売在庫などが発表される。
大きな材料はなく、また米週間新規失業保険申請件数は、政府閉鎖の影響が発表が見送られる可能性があり、経済指標に対する相場の反応はなさそうだ。
ただ、要人発言の機会が多く、パウエルFRB議長やボウマンFRB副議長などの発言が続く。ただ、FRB主催の会議の開会挨拶であり、金融政策に関して具体的な発言があるかは不透明だが、引き続き年内の利下げに慎重な姿勢が示されるならドルを支えそうだ。
その他日本の首班指名選挙は、17日とされているが、それまでは自公民の連立の枠組みなど不透明感が残ることで、悪いニュースには注意しておきたい。
戦略としては、ドル円は、高市トレードから円売りが続いているが、引き続き最低でも追いかけて買うのは避けたい。上値は153円前後が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて154.80、155.89、156.25、156.75越えをストップに順次売り場探し。下値は、151.73が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて150.71、150.25、149.75、ギャップの下限となる147.50-82、146.43-60、145.49、144.18、143.32-44、142.68、141.97-28割れをストップに順次買い下がりとなる。
ユーロドルは、1.1919まで上値を拡大も、更なる展開とならず、上値は1.1681が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.1721-31、1.1759-80、1.1819-49、1.1919、1.20のサイコロジカル、1.2042越えをストップに売場探し。下値は1.1574が維持されると売りは利食い優先、買っても割れるなら止めて1.1516-28、1.1373-90、1.1357、1.1313、1210、1.1131-57、1.1065、1.0923、1.0889割れをストップに順次買い場探し。
ポンドドルは、1.3789まで高値を更新も更なる展開とならず、上値は、1.3438-54が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.3490、1.3511-37、1.3560-71、1.3661、1.3727-51、1.3789-00、1.4000や1.4100などの順次サイコロジカル、1.4251や1.4377越えをストップに売り直しとなる。下値は1.3324が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.3259-82、1.3216、1.3123-35、1.3030、1.29割れをストップに順次買い直し。
一方クロス円では、ユーロ円は177.86まで上値を拡大も、歴史的な高値圏にあって上値追いは避けたい。上値は178円が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて179円、180円のサイコロジカルをストップに順次売り場探し。下値は、176.90が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて175.79、ギャップの上限となる174.69-90、下限となる173.25前後、172.14-27、170.97-24、169.73-82、169.04、168.46、167.92、166.82、166.04、164.95割れをストップに順次買い場探し。
ポンド円も205.33まで上値を拡大も、上値追いは厳しい。上値は205.79が抑えると売りは利食いで、売っても超えるなら止めて、サイコロジカルな206円や207円、208.12越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、203.68が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて202.12、201.25、ギャップの上限となる200.22、下限となる198.88、197.39-49、196.10-25、195.71、195.03、193.77-03、193.27、192.73、191.89-07割れをストップに順次買い直しとなる。
豪ドル円は、100.62まで上値を再拡大。上値は、101.04が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて101.56、102.41、104.53、105.43越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、99.89が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて98.89-17、ギャップの上限となる98.18、下限となる97.51、96.67-86、96.32、95.71-81、95.15-55、94.41、93.81-32、93円、92.02-32、91.65、91円、90.56-64、89.57-65、88.30割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、88.35まで上値を再拡大。上値は、88.36が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて88.90-23、89.55、89.71越えをストップに売り直しとなる。下値は、87.26-42が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、ギャップの上限となる86.19、下限となる86.07、85.53-76、85.19-28、84.61、83.89-17、83.25割れをストップに買い直しとなる。