昨晩は、自民党総裁選結果を受けて、円売り株高が拡大しているが、まだ高市氏が100%総理となるとは言えず、やり過ぎ感もあって、追いかけるのは避けたい。
本日の経済指標としては、豪10月ウエストパック消費者信頼感指数、日8月全世帯家計調査、8月景気先行・一致指数・速報値、独8月製造業新規受注、英8月ハリファックス住宅価格、仏8月国際収支、加10月景気先行指数、8月貿易収支と9月Ivey購買部協会指数 米国では、8月貿易収支、NY連銀の9月インフレ期待などの発表が予定されている。
大きな材料は薄く、注目はNY連銀の9月インフレ期待で、直近物価の落ち着きはあるも、強い結果が見えた場合、FRBの利下げ期待に水を差しそうだ。尚、米政府閉鎖の影響で米8月貿易収支の公表が中止される可能性があることは注意しておきたい。
要人発言としては、トランプ大統領の指名を受けたミランFRB理事が「政策見通しについて」講演する。恐らくハト派の発言が続く可能性が高いが、同氏一人でどうにかなることは無く、影響は限られそう。
その他、米政府閉鎖に関しては、突発的にニュースが出る可能性があり注意。もし、閉鎖解除となった場合、先週発表が先遅れた米9月雇用統計の結果が突然発表されるようなことがあるのか、留意しておきたい。
戦略としては、ドル円は、高市トレードから円売りが拡大してるが、引き続き最低でも追いかけて買うのは避けたい。上値は150.92が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて151.25-30、152.30、154.80、155.89、156.25、156.75越えをストップに順次売り場探し。下値は、149.75が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、ギャップの下限となる147.50-82、146.43-60、145.49、144.18、143.32-44、142.68、141.97-28、141円、139.88割れをストップに順次買い下がりとなる。
ユーロドルは、1.1919まで上値を拡大も、更なる展開とならず、上値は1.1759-80が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.1819-49、1.1919、1.20のサイコロジカル、1.2042越えをストップに売場探し。下値は1.1608-52が維持されると売りは利食い優先、買っても割れるなら止めて1.1574、1.1516-28、1.1373-90、1.1357、1.1313、1210、1.1131-57、1.1065、1.0923、1.0889割れをストップに順次買い場探し。
ポンドドルは、1.3789まで高値を更新も更なる展開とならず、上値は、1.3511-37が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.3560-71、1.3661、1.3727-51、1.3789-00、1.4000や1.4100などの順次サイコロジカル、1.4251や1.4377越えをストップに売り直しとなる。下値は1.3400-16が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.3324、1.3259-82、1.3216、1.3123-35、1.3030、1.29割れをストップに順次買い直し。
一方クロス円では、ユーロ円は176.25まで上値を拡大も、上値追いは避けたい。上値は176円ミドルが抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、歴史的最高値で不透明感が強いが、177円や178円のサイコロジカルをストップに順次売り場探し。下値は、ギャップの上限となる176.69-97が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて下限となる173.25前後、172.14-27、170.97-24、169.73-82、169.04、168.46、167.92、166.82、166.04、164.95割れをストップに順次買い場探し。
ポンド円も202.83まで上値を拡大も、上値追いは厳しい。上値は203円前後が抑えると売りは利食いで、売っても超えるなら止めて203.62、205.79、208.12越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、201.25が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めてギャップの上限となる200.22、下限となる198.88、197.39-49、196.10-25、195.71、195.03、193.77-03、193.27、192.73、191.89-07割れをストップに順次買い直しとなる。
豪ドル円は、99.54まで上値を再拡大。上値は、サイコロジカルな100円前後が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて101.04、101.56、102.41、104.53、105.43越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、98.89が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、ギャップの上限となる98.18、下限となる97.51、96.67-86、96.32、95.71-81、95.15-55、94.41、93.81-32、93円、92.02-32、91.65、91円、90.56-64、89.57-65、88.30割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、87.86まで上値を再拡大。上値は、88.13-36が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて88.90-23、89.55、89.71越えをストップに売り直しとなる。下値は、87.26ギャップの下限となる86.07が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めてギャップの上限86.65、下限となる86.07、85.53-76、85.19-28、84.61、83.89-17、83.25割れをストップに買い直しとなる。