昨晩は、米政府の一部閉鎖から若干リスクオフ的な展開も、現状その後の更なるニュースが伝わっておらず、株価が悪影響を受けておらず不透明だが、過去こういった問題は、政府閉鎖が実施されても、その後解決されることが多く、追いかけるは避けたい。
本日の経済指標としては、日8月失業率・有効求人倍率、仏8月鉱工業生産、トルコ9月消費者・生産者物価指数、ユーロ圏各国の9月サービス業PMI・改定値、英9月サービス業PMI・改定値、ユーロ圏8月卸売物価指数、米国では、米9月雇用統計、9月サービス業PMI・改定値と9月ISM景況総合指数などが発表される。
注目としては、各国のサービス業PMIに格差が見えれば、改定値であり影響は限られそう。ただ、米雇用統計は、本日発表されるかは不透明で、もし発表延期があれば失望の動きが広がり易い。また、発表されても直近出たADP全米雇用報告などが弱く、一定の織り込みはあっても、悪い結果が続くとリスクは高まり易いことは留意しておきたい。
要人発言としては、クノット・オランダ前中銀総裁の送別会に多くの要人が出席するが、特別金融政策に言及があるとも見えないが、一方で昨日も内田日銀副総裁のタカ派発言が円相場を下支えしたが、本日植田日銀総裁も同様な発言となるか注目したい。ただ、同氏は比較的ハト派であり、逆に年内利上げが遠のくとの安心感が見えると、円売り材料となり易い。
その他週末もあって、日本では自民党の総裁選を睨んで、米国では政府閉鎖の影響からリスクオフ的な展開やポジション調整の動きも留意しておきたい。
戦略としては、ドル円は、揉み合い気味の展開ながら堅調が続いている。上値は148.23が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて148.85、149.96、150.92、151.25-30越えをストップに順次売り場探し。下値は、146.43-60が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて145.49、144.18、143.32-44、142.68、141.97-28、141円、139.88割れをストップに順次買い下がりとなる。
ユーロドルは、1.1919まで上値を拡大も、更なる展開とならず、上値は1.1780が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.1819-49、1.1919、1.20のサイコロジカル、1.2042越えをストップに売場探し。下値は1.683が維持されると売りは利食い優先、買っても割れるなら止めて1.1608-45、1.1574、1.1516-28、1.1373-90、1.1357、1.1313、1210、1.1131-57、1.1065、1.0923、1.0889割れをストップに順次買い場探し。
ポンドドルは、1.3789まで高値を更新も更なる展開とならず、上値は、1.3537が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.3560-71、1.3661、1.3727-51、1.3789-00、1.4000や1.4100などの順次サイコロジカル、1.4251や1.4377越えをストップに売り直しとなる。下値は1.34前後が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.3324、1.3259-82、1.3216、1.3123-35、1.3030、1.29割れをストップに順次買い直し。
一方クロス円では、ユーロ円は175.13まで上値を拡大も、更なる展開とならず、。上値は173.92が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて174.42-65、175.13、最高値の175.43越え、176円や177円をストップに順次売り場探し。下値は、172.14-27が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて170.97-24、169.73-82、169.04、168.46、167.92、166.82、166.04、164.95割れをストップに順次買い場探し。
ポンド円は201.27まで上値を拡大も、更なる展開とならず、上値は198.62が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて199.23、199.78-00、200.52-61、201.27、202円、203円や204円などのサイコロジカル越えをストップに順次売り直しとなる。下値は197.39-49が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて196.10-25、195.71、195.03、193.77-03、193.27、192.73、191.89-07割れをストップに順次買い直しとなる。
豪ドル円は、98.43まで反発後も揉み合い気味も堅調が続く形。上値は、97.47が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて97.93-00,98.16-43、99.18や100円越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、96.67-86が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて96.32、95.71-81、95.15-55、94.41、93.81-32、93円、92.02-32、91.65、91円、90.56-64、89.57-65、88.30割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、88.13まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は、86.0-14が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて86.56-75、86.97-20,87.65-74、88.13-36、88.90-23、89.55、89.71越えをストップに売り直しとなる。下値は、85.19-28が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて84.61、83.89-17、83.25割れをストップに買い直しとなる。